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新型コロナウイルス感染症の感染状況(2024年)

ページID:0039799 更新日:2024年6月28日 印刷ページ表示

 県内の発生状況 第25週(6月17日から6月23日)

新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、第24週2.39人から第25週3.05人と増加しました。四国中央保健所、宇和島保健所を除く地域で増加しており、西条保健所、松山市保健所、宇和島保健所は他保健所に比べやや多い状況です。

年齢別にみると、5~19歳が第24週21人から第25週51人と2.4倍に増加しています。

2023年は6月下旬から夏にかけて報告数が増加しました。全国的にも第18週以降増加傾向にあるため、今後の動向に注意が必要です。引き続き定期的な換気やこまめな手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染対策を励行しましょう。

新型コロナウイルス感染症 定点当たり報告数の推移
  愛媛県 保健所
四国中央 西 条 今 治 松山市 中 予 八幡浜 宇和島
定点当たり報告数 25週 3.05 1.00 4.20 2.63 3.53 1.71 2.14 4.43
24週 2.39 1.60 3.10 1.13 2.65 1.29 0.43 5.86
23週 2.69 1.60 2.70 1.38 2.53 1.29 2.57 6.86
定点数 61 5 10 8 17 7 7 7

週別発生状況

保健所別発生状況

年齢別

年齢別(割合)

全国_週別患者発生状況

 ゲノム解析結果 -2024年6月25日現在-

〇 新たに解析されたウイルスはありません。

過去10週に採取された検体のゲノム解析結果(第25週に実施したゲノム解析の結果を含む)
検体採取週 オミクロン株
BA.2系統群
BA.2.86系統 XBB系統 XBC系統 XDK系統 XDQ系統
25週            
24週            
23週            
22週            
21週 1         1
20週            
19週            
18週 1         1
17週            
16週 1         1
過去10週 計 3         3
2024年 計 63 30 1 1 9 104

注)BA.2.86系統はJN.1.x、JN.5.x、JN.10.xを、XBB系統はEG.x、EU.x、FL.x、FY.x、FU.x、GK.x、HF.x、HK.x、HN.x、JD.x、JE.x、JJ.xを、XBC系統はHW.xを含みます。

  表中の結果は民間の検査機関からの報告を含みます。

  検出数は集計時点のものであり、その後の検出結果は次週以降に反映されます。なお、ゲノム解析を実施した週と検体を採取した週は必ずしも一致しません。

ゲノム解析結果(検出数)

ゲノム解析結果(割合)

変異株について

  • XBB系統(オミクロン)
    XBB系統は、BJ.1系統(BA.2.10系統の亜系統)とBM.1.1.1系統(BA.2.75.3系統の亜系統)の組換え体です。スパイクタンパク質にR346T、N460K、F486S変異を有しており、中和抗体からの免疫逃避が起こる可能性が示唆されています。また、XBB.1.5系統はACE受容体への結合親和性がXBB系統より高いことから、感染・伝播性がより高くなっている可能性が示唆されています。東京都の公表によると、4月上旬の東京都では、XBB系統の占める割合が72%(うち、米国で多いXBB.1.5系統が約40%、欧米で多いXBB.1.9.1系統が約20%)となっています。​

参考


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