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更新日:2023年9月22日
新型コロナウイルス感染症に関する情報をお知らせします。
県内の新型コロナウイルス感染症の発生状況等について、以下のとおりお知らせします。
※5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、県内の感染状況の把握及び公表は、これまでの全数把握(毎日公表)から定点把握(週1回の公表)に変わりました。毎週月曜日から日曜日の1週間に、定点医療機関(61医療機関)において新型コロナウイルス感染症と診断された患者数の情報を掲載します。
○9月11日から9月17日(第37週)の定点当たりの報告数は16.41人で、5週ぶりに減少しました。
(第29週20.00人、第30週21.11人、第31週19.67人、第32週15.15人、第33週16.67人、第34週16.97人、第35週17.57人、第36週19.30人)
地域別にみると、今治保健所管内と中予保健所管内を除いて前週より減少しましたが、四国中央保健所、西条保健所は他に比べて多い状況です。
引き続き、定期的な換気、こまめな手洗い、場面に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
【県民の皆様へ】
【定点医療機関における患者報告数(保健所別)】
項目 | 愛媛県 | 保健所別 | |||||||
四国中央 | 西 条 | 今 治 | 松山市 | 中 予 | 八幡浜 | 宇和島 | |||
9月11日~9月17日(第37週) | 患者報告数(人) | 1,001 | 110 | 257 | 159 | 178 | 106 | 60 | 131 |
定点当たり患者数(人) | 16.41 | 22.00 | 25.70 | 19.88 | 10.47 | 15.14 | 8.57 | 18.71 | |
定点医療機関数 | 61 | 5 | 10 | 8 | 17 | 7 | 7 | 7 |
※令和5年5月8日(月曜日)以前の感染者の発生状況等につきましては、新型コロナウイルス感染者の発生状況等(令和5年5月8日以前)をご覧ください。
県内医療機関から報告のあった毎週水曜日時点の入院患者数、重症患者数及び確保病床の使用率等の状況を掲載します。(直近4週間分の情報を掲載します。)
集計日 | 入院中の新型コロナ患者数(人) | うち、確保病床に入院中の患者数(人) | うち、重症患者数(人) | 確保病床数(床) | 確保病床使用率 |
9月20日(水曜日)時点 | 160 | 81 | 0 | 464 | 17.5% |
9月13日(水曜日)時点 | 162 | 121 | 2 | 464 | 26.1% |
9月6日(水曜日)時点 | 168 | 119 | 4 | 464 | 25.6% |
8月30日(水曜日)時点 | 245 | 158 | 7 | 464 | 34.1% |
県内の医療機関及び高齢者施設等から報告のあった集団感染事例の状況を掲載します。(直近4週間分の情報を掲載します。)
期間 | 報告件数 | (内訳) |
9月13日~9月19日(9月20日集計) | 11 | 医療機関:松山市1件、西条市2件、新居浜市1件 高齢者施設:松山市1件、新居浜市2件、西条市2件、今治市1件、久万高原町1件 |
9月6日~9月12日(9月13日集計) | 4 |
医療機関:松山市1件 |
8月30日~9月5日(9月6日集計) |
12 |
医療機関:今治市1件、大洲市1件 |
8月23日~8月29日(8月30日集計) |
13 |
医療機関:松山市1件、四国中央市1件 |
本県で実施した新型コロナ陽性検体のゲノム解析の結果については、こちら(愛媛県感染症情報センター)をご覧ください。
令和5年5月8日(月曜日)から、新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが「5類感染症」に変わりました。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した後も、感染の波は続く可能性があります。
これまでの3年間でお願いしてきた感染回避行動を生活様式に織り込んでいただくことで、感染の波や医療のひっ迫を抑え、自分や周りの方の命と健康を守ることができます。
県民の皆様におかれましては、以下に示す内容にご協力くださいますようよろしくお願いします。
【5類移行後の対応について】
県民の皆様には、引き続き、場面に応じたマスクの着用や手洗いの徹底などの感染防止対策に努めていただきますようお願いします。
また、アルコールを用いた手指消毒や、室内を適切な湿度に保つ(50~60%)ことも効果的です。
合わせて、バランスの良い食事や十分な休養をとるなどにより、体調管理に努めていただきますようお願いします。
医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底をお願いします。
マスク着用については、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
令和5年3月13日からマスク着用は個人の判断が基本となります(厚生労働省リーフレット)(PDF:171KB)
マスク着用が効果的な場面
高齢者等重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、マスク着用が効果的な下記の場面ではマスクの着用が推奨されます。
<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。
※マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。
[留意事項]
○子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
○なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。
ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。
詳細は厚生労働省のホームページをご参照ください。
保健所では、療養したことを証明する書類(療養証明書)の発行はしていません。
次の書類等で療養証明書に代えることが可能ですので、詳しくは証明書の提出を求める事業所・生命保険会社等にお問い合わせください。
※療養証明書に関して、保健所や医療機関等へのお問い合わせはお控えください。
療養証明書以外に新型コロナウイルスに罹患したことが確認できる代替書類として利用できる可能性のある書類例
新型コロナウイルス感染症流行下においても、毎日ご自身の体調を確認することは、健康管理の観点で重要です。
一人ひとりが健康をまもるために必要な、セルフケアの推進に努めましょう。
【準備しておくとよいもの】
体温計
□ 薬(常用している薬、解熱鎮痛薬等)
□ 検査キット(【体外診断用医薬品】又は【第一類医薬品】と表示)
□ 日持ちする食料(5~7日分程度を目安)
□ 近隣の外来対応医療機関の情報
【新型コロナウイルス感染症の重症化リスク】
以下の項目に該当する方は重症化リスクが高いと考えられます。日ごろからチェックしておきましょう。
65歳以上である
□ 妊娠している
□ 喫煙歴がある
□ 慢性呼吸器疾患(COPD等)と診断されている
□ 肥満(BMI30以上)
□ 糖尿病と診断されている
□ 脳血管疾患と診断されている
□ 心血管疾患と診断されている
□ 脂質異常症と診断されている
□ 高血圧と診断されている
□ 慢性腎臓病と診断されている
□ がんと診断されている
□ 免疫機能の低下の可能性があると診断されている(※臓器の移植、免疫抑制剤、抗がん剤の使用など)
新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、働く妊婦の方は、職場の作業内容等によって、新型コロナウイルス感染症への感染について不安やストレスを抱える場合があります。こうした方の母性健康管理を適切に図ることができるよう、新型コロナウイルス感染症に関する措置が規定されています。
予防接種や乳幼児健診は、お子さまの健やかな成長のために一番必要な時期に受けていただくよう、市区町村からお知らせしています。
特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になるリスクが高まります。
お子さまの健康が気になるときだからこそ、予防接種と乳幼児健診は、遅らせずに、予定どおり受けましょう。
新型コロナウイルス感染症流行下においても、毎日ご自身の体調を確認することは、健康管理の観点で重要です。
この度、一人ひとりが健康をまもるために必要な、セルフケアの推進に参考となるリーフレットが作成されましたのでご活用ください。
外国人(がいこくじん)のために、「やさしい日本語(にほんご)」と英語(えいご)、中国語(ちゅうごくご)などの外国語(がいこくご)で、相談(そうだん)するところを案内(あんない)しています。
熱(ねつ)や せきなど、風邪(かぜ)の ような 症状(しょうじょう)〔病気(びょうき)の 様子(ようす)〕が ある 時(とき)は、はじめに、いつも 行(い)く 病院(びょういん)などに 電話(でんわ)して ください。(電話(でんわ)をしないで、病院(びょういん)に 行(い)かないで ください。)
どの 病院(びょういん)に 電話(でんわ)したらいいか 分(わ)からない 時(とき)は、「受診 相談 センター(じゅしん そうだん せんたー)」に、相談(そうだん)してください。
新型コロナウイルス感染症に関連して、誤った情報に基づく不当な差別、偏見、いじめ等があってはなりません。
ワクチン接種については、本人の意思に基づき行われるもので、事情があってワクチン接種を受けていない方等に対する差別や偏見、誹謗中傷、いじめ、職場や学校等における不利益な取扱い等は、決して許されるものではありません。
令和5年3月13日以降、マスクの着用については、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねられています。本人の意思に反して、マスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう配慮することが大切です。
正しい情報を確認し、冷静に行動しましょう。そして相手の立場に立って思いやりの気持ちを持ち、お互いを認め合って、愛顔を守っていきましょう!
過去の新型コロナウイルス感染症関連の知事記者会見及びその他の知事記者会見につきましては、知事記者会見録をご覧ください。
愛媛県では、新型コロナウイルス感染症に関する対策に要する経費の財源に充てるため、「愛媛県新型コロナウイルス感染症対策応援基金」を設置しました。
企業や団体、個人の皆様からのご寄附を「基金」に積み立て、医療や福祉面での対策、感染症拡大防止に率先して取り組む企業への支援など、新型コロナウイルス感染症対策の充実を図るための様々な施策に、有効に活用させていただくこととしております。
新型コロナウイルス感染症対策のため、多くの企業・団体・個人の皆様から物品の寄附がありました。
県としては、ご寄附の趣旨に沿うよう活用させていただきます。
誠にありがとうございました。