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感染性胃腸炎の流行状況(2024/2025シーズン)

ページID:0086930 更新日:2025年8月15日 印刷ページ表示

​​ 2024年第36週から2024/2025シーズンの集計を開始しました。2024年第35週までの発生状況は「感染性胃腸炎の流行状況(2023/2024シーズン)」をご覧ください。

 感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどの感染性病原体による嘔吐、下痢を主症状とした感染症の総称です。夏の時期は、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの細菌が原因となっていることが多く、また秋から初春の時期は、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスが主原因となって流行します。

 新型コロナウイルス感染症流行後の2020/2021シーズンか二ら2022/2023シーズンにかけては発生動向に変化がみられていましたが、2023/2024シーズンは新型コロナウイルス感染症流行前と同じく、年末年始を境とした二峰性のピークと、春から初夏にかけた緩やかなピークがみられました。

感染性胃腸炎の患者発生状況 2025年第32週(8月4日から8月10日)​

県内の感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第31週8.86人​​から第32週8.55人​と横ばいで推移しましたが、四国中央保健所、八幡浜保健所で増加しています。

​​県内で、本年度5回目の細菌性食中毒注意報が発令されました(発令期間:令和7年8月13日から8月22日)。

また、腸炎ビブリオ食中毒注意報(発令期間:令和7年6月18日から9月30日)〈リーフレット [PDFファイル/95KB]〉とサルモネラ食中毒注意報(発令期間:令和7年7月25日から9月30日)〈リーフレット [PDFファイル/180KB]〉が発令されています。

細菌が増えやすい高温・多湿の季節を迎えましたので、次のポイントに注意し感染予防に努めましょう。

「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省リーフレット)」 [PDFファイル/580KB]
(1)食品の購入
(2)家庭での保存
(3)下準備
(4)調理
(5)食事
(6)残った食品

​​​

感染性胃腸炎 定点当たり報告数の推移
  愛媛県 保健所
四国中央 西条 今治 松山市 中予 八幡浜 宇和島
定点当たり患者報告数 32週 8.55 6.00 11.25 3.00 9.57 6.00 14.50  
31週 8.86 5.00 12.50 5.00 11.14 7.50 11.00 0.50
30週 8.00 8.00 12.50 6.00 8.29 5.50 9.50 1.00

※報告がない場合は空欄となっています

 

週別発生動向

 

図-保健所別発生動向

年齢別

図-全国週別発生動向

参考

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週報は毎週金曜日15時更新予定です。

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