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知事のあいさつ

ページID:0007906 更新日:2018年3月26日 印刷ページ表示

平成19年版

知事あいさつ

環境白書の刊行にあたって

愛媛県知事 加戸 守行

近代社会の発展の原動力となってきた大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済システムは、物質的な豊かさをもたらした反面、大気汚染や水質汚濁など地域レベルの環境問題から温暖化の進行や生物多様性の損失など地球規模での環境問題まで、複雑多様な問題を数多く生み出しております。

愛媛県は、瀬戸内海や宇和海、石鎚山に代表される豊かで美しい自然に恵まれ、これらは私たちに潤いと安らぎを与えてくれています。このかけがえのない貴重な財産を健全な姿で次の世代に引き継いでいくことが、私たちに課せられた大きな責務であり、県民一人ひとりが環境意識を一層高め、持続可能な循環型社会を形成していくことが強く求められております。

このため、県におきましては、全国に誇れるさわやかな「環境先進県えひめ」の実現に向けて、県民の皆様方のお力添えをいただきながら、さまざまな施策を積極的に展開しております。

特に今世紀最大の環境問題と言われている地球温暖化の防止につきましては、油糧作物を用いたバイオディーゼル燃料を生産・利用や廃棄物の循環利用を図る「バイオマスエネルギープロジェクト」を積極的に推進するとともに、毎年開催している「地球温暖化防止フェスティバル」や四国4県の連携による「ムーンナイトSHIKOKU」などを通じて、意識の高揚に努めているところです。

また、循環型社会の形成を更に加速させるため、平成19年4月から資源循環促進税を導入し、産業廃棄物の排出抑制と減量、資源の循環的な利用、産業廃棄物の適正な処理の確保に向けた、さまざまな取り組みを鋭意進めております。

この「愛媛県環境白書」は、本県の環境の現状とこれまで環境保全に関して講じた施策を取りまとめたものであり、県民の皆様方が、環境の保全と創造に向けた取り組みを進めるに当たり、広く御活用していただければ幸いに存じます。

平成19年12月

愛媛県知事 加戸 守行

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