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2026年第1週以降の発生状況を集計しています。過去の発生状況は「注目感染症(過去データ)」からご覧ください。
RSウイルス感染症は、主に2歳以下の乳幼児を中心に流行する呼吸器感染症です。2017年から2019年は秋季に報告数のピークがみられていましたが、2021年からは流行時期が早まり、初夏~夏季にピークがみられました。
県内のRSウイルス感染症の定点当たり報告数は第25週1.00人から第26週0.19人と減少しました。
この疾患は発熱や鼻汁、咳など軽いかぜ様症状がみられますが、生後6か月未満の乳児が感染すると細気管支炎や肺炎等の重篤な症状を起こすことがあるため、乳児がいるご家庭や保育園などの集団生活では特に注意が必要です。
| 愛媛県 | 保健所 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 四国中央 | 西条 | 今治 | 松山市 | 中予 | 八幡浜 | 宇和島 | |||
| 定点当たり患者報告数 | 26週 | 0.19 | 0.14 | 0.50 | 1.00 | ||||
| 25週 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 6.00 | |||||
| 24週 | 0.67 | 0.86 | 4.00 | ||||||
※報告がない場合は空欄となっています。




RSウイルスの感染によって発生する呼吸器感染症です。
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後再感染する場合もあります。新生児、乳幼児や免疫の弱った方が重症化しやすく、年長児や成人では重症化することはあまりありませんが、感染源となるので注意が必要です。
乳幼児に激しい咳、痰が絡んだ咳や息苦しそうな様子がみられたら、早めに医療機関を受診してください。
原因ウイルスが鼻やのどの分泌物に排出され、それらが付着した手指や物(ドアノブ、手すり、おもちゃなど)を介して感染する接触感染や、咳やくしゃみなどによる飛沫感染が中心です。
接触感染を防ぐため、外出後や食事の前など、液体せっけんを使用したこまめな手洗いを励行しましょう。年長児や成人は、感染しても症状が軽いため、知らないうちに乳幼児への感染源となっている場合があります。特に乳幼児がいるご家庭や、保育園などの集団生活では、手洗い、咳エチケットなどを励行してください。また、ドアノブ、手すり、おもちゃなど、手が触れる場所の消毒(アルコール消毒など)も有効です。
【咳エチケット】
厚生労働省リーフレット:「RSウイルス感染症に注意しましょう」 [PDFファイル/409KB]
RSウイルスワクチンを妊娠中に接種することで、乳幼児の肺炎・細気管支炎の主要な原因である、RSウイルスの感染を防ぐことができます。※2026年度から、妊婦の方へのRSウイルスワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。
RSウイルスワクチン<外部リンク> 厚生労働省ホームページ<外部リンク>