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北朝鮮による弾道ミサイルの発射に抗議する決議
第382回(令和5年2月)定例会
提出議案【議員提出の部】
北朝鮮による弾道ミサイルの発射に抗議する決議
北朝鮮は、去る2月18日に、我が国の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定される弾道ミサイルを発射するとともに、さらに20日にも日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。これまでの弾道ミサイルの度重なる発射も含めた一連の行動は、日本、アジアだけでなく国際社会の平和と安全を脅かす、重大かつ深刻な事態を引き起こしている。
今回の発射は、我が国領土の近接する箇所への着弾も含まれており、我が国の船舶、さらには、領海、領土に影響を与えかねない、許されない暴挙、蛮行と言わざるを得ない。また、国連における強い制裁措置の決議を無視し、関連する国連安保理決議に反する行為を繰り返す北朝鮮の行動に対し、国民は極めて強い憤りと不安を覚えている。
ここに、本県議会は、北朝鮮による弾道ミサイル発射に対して厳重に抗議するとともに、日本及び周辺国の安全を大きく損ない地域の平和・安全を脅かす挑発行為の即刻中止と、拉致被害者の即時帰国を強く求める。
以上、決議する。
令和5年2月22日
愛媛県議会