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2025年国際博覧会の大阪・関西への誘致に関する決議
第356回(平成30年2月)定例会
提出議案【議員提出の部】
2025年国際博覧会の大阪・関西への誘致に関する決議
現在、我が国は、2025年国際博覧会の大阪・関西への誘致に向け、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして開催国に立候補している。
国際博覧会は、人類が抱える地球的規模の課題に対し、世界から英知を一堂に集め、解決方策を提言する場であり、新しい時代を生きる知恵を広く発信することにより、世界と日本の平和的発展に大きく寄与することが期待されている。
2025年国際博覧会を我が国で開催することは、新たな産業のイノベーションや観光客の増大などを通じて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会後の持続的な経済成長を牽引するとともに、世界に向けて我が国の創造力と存在感を広く発信できるなど、極めて意義深いものがある。
加えて、国際博覧会の開催実現による経済波及効果は、開催地にとどまることなく、国内外からの多くの観光客を、瀬戸内海でつながる本県に呼び込む絶好の機会ともなり、観光を始めとする地域産業の振興や交流人口の拡大などを通じて、本県の更なる活性化につなげていくことが期待できる。
よって、本県議会は、大阪・関西での2025年国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現に向けた取組を全面的に支援し、協力するものである。
以上、決議する。
平成30年3月19日
愛媛県議会