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令和4年2月議会後の正副議長定例記者会見(令和4年3月18日渡部議長・古川副議長)
議長記者会見
令和4年2月議会後の正副議長定例記者会見(令和4年3月18日 渡部議長・古川副議長)
令和4年2月議会終了後(令和4年3月18日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。
記者会見を行う渡部議長
記者会見を行う古川副議長
(テレビ愛媛:幹事社)
幹事社の南海放送です。
定刻になりましたので、正副議長の記者会見を始めさせていただきます。
なお、議長は次の公務がありますので、記者会見の時間は13時50分までとさせていただきます。まず初めに、議長からご挨拶をお願いいたします。
(議長)
先ほどの本会議におきまして、第110代の愛媛県議会議長に就任をさせていただきました渡部浩でございます。県政の発展のため、古川副議長とともに、互いに助け合い、支え合いながら、職責を全うして参りたいと考えておりますので、どうか皆様よろしくお願い申し上げます。以上です。
(テレビ愛媛:幹事社)
続いて、副議長からご挨拶をお願いします。
(副議長)
先ほどの本会議において、第107代の副議長に就任しました古川拓哉でございます。渡部議長をしっかりと補佐し、円滑な議会運営に取り組んで参りたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
(テレビ愛媛:幹事社)
ありがとうございました。続いて代表質問がありますのでお伺いしたいと思います。正副議長選挙の結果をどのようにお受け止めになりますでしょうか。また、新議長として今後の抱負をお聞かせいただきたいと思います。では議長お願いします。
(議長)
はい。多くの皆様にご信任をいただいて、選んでいただいたことを心から感謝しております。そして、本当に今、コロナ禍によりいろいろ社会生活や経済活動が縛られる中で、生活スタイルもどんどん変わってきています。そういった激動期にある状況の中でありますけれども、昔からの自分の信条であります、「自利とは利他なり」という、禅の言葉でございますけれども、やはり人のために尽くすことが、最終的には自分の幸福にも繋がるという意味合いの中で、その言葉を使わせてもらっております。また、初めて議員に当選させていただいた時に「至誠天に通ず」という言葉を引用しましたが、誠意を持って、真心を持って全てのことに対処すれば人に通じるということをモットーに議会活動もやって参りました。今後も様々な問題が起きたときは、それらの言葉を信念として、議会の中で皆さんとともにいろいろと会話をしながら、お互いの理解を求め合うということが大事であり、それが議会の円滑な運営にも繋がるのではないかと考えておりますので、そういった姿勢で臨んでいきたいと思っております。
(テレビ愛媛:幹事社)
ありがとうございます。続いて副議長お願いします。
(副議長)
はい。本当に多くの方々のご推薦をいただきまして、副議長という大役を仰せつかったことを心から感謝申し上げたいと思います。また、人格識見ともに優れた渡部議長と一緒に仕事ができるということで、今後しっかり補佐していきたいと思っております。先ほど渡部議長が仰っていますように、コロナ禍ということでありますし、またロシア、ウクライナ等を取り巻く様々な不透明な情勢というものがある中において、議長とそして諸先輩方とともに、県民の皆さんが安心していただけるような議会運営を心がけたいと思っております。
(テレビ愛媛:幹事社)
ありがとうございます。ただいまのお答えにつきまして質問のある社は社名をおっしゃっていただいたうえ、お願いします。
(愛媛新聞)
愛媛新聞です。議会から見て、現在の県政の評価と、県政の今後の課題っていうのはどのようなものがあるとお考えでしょうか。
(議長)
中村知事は県のトップとして、リーダーシップを発揮して適切なコロナ対応をしており、さらに社会経済活動が停滞しないように、経済対策を次々に打ち出すなど、本当にスムーズに取り組まれているのではないかと思います。そして、西日本豪雨からの創造的復興ということで、そこにも力を入れておられます。また、少子高齢化対策や防災減災対策など、三つの大きな課題もあります。全てにおいて先頭に立ち、県政を引っ張っておられるということで、県議会としても素晴らしい知事であると評価しております。
(愛媛新聞)
副議長も県政の評価と課題等お願いします。
(副議長)
はい。当初予算を編成されたばかりでありますけれども、3年目に入ったコロナ禍というものを、これまで賛否はありますが、しっかり乗り越えてこられたのではないかなと思いますし、国とはまた違った視点で、冷静に分析しながら対応したということが特に良かったのではないかと思います。また、県民生活は多岐にわたりますが、そういったところにもちゃんと目配せをしながらやってこられたことも良かったと思っています。
県政の課題としましては、先ほども述べさせてもらったように、今後は不透明な部分が本当に多くなってくると思います。世界情勢もそうですし、防災や災害等について、先を見据えながらどう対策を講じていくかということが大事であり、課題となってくると思っております。
(テレビ愛媛:幹事社)
ありがとうございました。
他に質問がある社はお願いします。
(読売新聞)
読売新聞です。先ほどの質問と重複しますが、今年は知事選のある年ですけれど、議会の対応といいますか、議長のお考えというものがあればお願いします。
(議長)
これは個人の政治活動に関わることとなりますので、コメントは差し控えたいと思います
(読売新聞)
どなたが知事になられてもしっかりと向き合っていかれますか。
(議長)
そうですね。よく言われるように二元代表制という中で、行政と議会は、両輪として協力をしながらも、近づき過ぎず、やはりいいものはいいとして、協議した中で承認をしながら、県政の停滞のないようお互いが協力をしていければとそのように思っております。
(読売新聞)
副議長もお願いします。
(副議長)
議長のおっしゃる通りでありまして、全く同じ意見であります。
(あいテレビ)
あいテレビです。長引くコロナ禍で、議員としての活動もなかなか制約がある中で3年が経ちますけれども、愛媛県議会の運営や活動方針として何か取り組みたいことがあれば教えてください。
(議長)
令和2年3月に、県議会の中にも愛媛県議会新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、様々な県民の声を聞いて県政にお届けすることや、県民に対して注意喚起することなど、そのようなことを今までやってきました。依然としてコロナ禍が終息に向かってない状況の中では、当然ながら継続して対応をしていかなければならないと思っております。あと、議会の中では、感染症対策ということで、現在、傍聴定員数を3分の1にしているほか、傍聴人に対しマスク着用を促すなど実施しており、まだまだそういったこともできるところはもっと考えながら、行っていきたいと思っております。
(あいテレビ)
続いて副議長お願いします。
(副議長)
はい。県議会のデジタル化やDX化については、現在急ピッチで進めているところでありまして、各議員がタブレットを配布され、対面しなくても、情報交換をはじめ、様々なやりとりができる体制づくりを検討しております。その最たるものがオンライン会議ということで、委員会でそういった形に持っていけないかというような議論を進めているところでありますので、今までやってきたことを補う体制を構築中ということであります。
(議長)
私から一点、オミクロンの感染率が高い中、もし正副議長が濃厚接触者となって、議会に2人とも出席できないときには、どういった形で議会をするのか、こういったことも、もし対応ができていないのであれば、危機管理として今後検討する必要があると思っております。
(テレビ愛媛:幹事社)
他にありますでしょうか。
それでは以上で正副議長の記者会見は終わります。
ありがとうございました。