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忽那諸島の南西端にある島で、東西に細長く、島の北岸に集落が密集しています。
昭和47年(1972年)世界的権威を持つ地理雑誌「ナショナル・ジオグラフィックマガジン5月号」に二神島が26ページにわたって紹介されました。その後、アメリカの高校の世界地理の教科書にも掲載されています。
近代化されず、日本古来の美しさを残したパラダイスの島として紹介され、雄大な自然や、古くから伝わる文化がそのまま残された観光スポットが各所に散りばめられています。
柑橘栽培の他、上質な海産物の宝庫と言われています。
県内でこれだけの群落を形成しているものはめずらしく、昭和29年11月24日に県の天然記念物に指定された群生地。城の山と呼ばれる岩山に数十本のビャクシン(イブキ)が群生していて、中には、根周り5メートル、樹高約21メートル、推定樹齢300年以上の大木も見られます。
樹齢130年を越え、高さ5メートルにも及ぶ大サボテン。昭和42年に高松宮殿下もご観覧され、記念碑がたてられています。個人宅の庭に生えているので、見学の際には一言断わってからお願いします。
瀬戸内海ではめずらしい丸石の浜です。大小様々、色とりどりの丸石が、波に洗われてカラカラと心地良い音をたてます。正面には無人島である由利島も望む事が出来ます。
航海の安全と、豊年豊漁を授かる神様として妙見山の中腹に祭られています。もともと山頂に祭られていましたが、あまりの尊厳さのため船影の見えない場所に移したそうです。戦国時代には近くを通る船は帆を畳むというしきたりがあったそうです。この山は霊山として崇められていて、現在でも女人禁制で、女性は山道の途中にある祠までしか入ってはいけないと言われています。
1094年建立。境内へは170段の階段を上って参拝します。明治時代に興居島から伝わった船踊りが奉納されていましたが、過疎化の影響で踊り手がいなくなり、現在は行われていません。10月の祭礼では全国的にも珍しいおみどり神事が行われ、伝統を継承しています。
代々二神島の領主であった二神家の墓石群。貴重な歴史資料として考古学的調査研究の対象とされています。晩年を画家として過ごした最後の領主、二神司郎氏の墓には、パレットと絵具の装飾が施されています。
梨岡素岳は日本を代表する篆刻家です。関東大震災に遭い家屋が半壊し、夫人の故郷である二神島に隠棲しました。その後、本浦の丘にアトリエ「臥雲山房」を築き、風月を友とし詩書画、篆刻に専念して余生を送りました。
二神島全景
農道から見える屋代島、情島、諸島
海岸線から望む小市島、中島、横島
海岸線から望む中島
海は透明度が高く青々としています
島の東側を縦断する新農道山頂付近から
所狭しと軒を連ねる集落
宇佐八幡神社の境内の竹林が幻想的です
不定休ですので、飲み物、食事など必要なものは持参した方が良いです。
三津浜港二神港 大人1,240円 小人620円
高浜港 二神港 大人1,240円 小人620円
時刻表など詳しくはこちら<外部リンク>
三津浜 | 高浜 | 二神 |
---|---|---|
9時10分 | ー | 10時28分 |
16時40分 | 16時55分 | 18時13分 |
二神 | 高浜 | 三津浜 |
---|---|---|
7時16分 | 8時38分 | 8時50分 |
15時09分 | ー | 16時25分 |
西線フェリーは釣島・神浦を経由します。
※松山での車両乗降は三津浜港のみ可能です。
高浜港二神港 大人2,080円 小人1,040円
時刻表など詳しくはこちら<外部リンク>
高浜 | 二神 |
---|---|
7時40分 | 8時56分 |
11時40分 | 12時21分 |
15時25分 | 16時42分 |
18時25分 | 19時41分 |
二神 | 高浜 |
---|---|
6時15分 | 7時30分 |
8時56分 | 9時36分 |
12時21分 | 13時36分 |
16時32分 | 17時13分 |
西線高速船は神浦・上怒和・元怒和・津和地を経由する便があります。
松山市駅三津駅 大人310円 小人160円
三津駅 三津浜港 三津駅から徒歩約15分
電車時刻表はこちら<外部リンク>
松山市駅高浜駅 大人430円 小人220円
高浜港は高浜駅の目の前にあります。
電車時刻表はこちら<外部リンク>
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