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地震・津波に備える
地震は突然襲ってきます。突然揺れても大丈夫なように、住宅の耐震化や家具の固定など事前の備えをしっかりとしておきましょう。
地震発生時は身を守る行動をとり、揺れが収まったら、まず火元を確認したうえで、津波や火災から安全な場所へ避難しましょう。
津波災害警戒区域
津波災害警戒区域とは、最大クラスの津波が発生した場合に、住民等の生命・身体に危害が生ずる恐れがある区域で、津波災害を防止するために「警戒避難体制を特に整備すべき区域」として県知事が指定する区域です。
指定することで、津波災害が懸念される市町における避難訓練の実施や、避難施設の確保等の警戒避難体制の整備など、より確実なものとすることを目的としています。
また、区域指定と併せて「基準水位」を公表することで、お住いの皆さんが、津波から避難する際の高さが想定できるほか、各自治体においては、津波避難タワーなど避難施設の効率的な整備の目安となるなど、より効果的な対策が可能となります。
基準水位
- 「基準水位」は、津波防災地域づくり法第53条第2項に基づく水位で、津波の発生時における避難施設の避難上有効な高さ等の基準となるものです。
- 「基準水位」は、津波浸水想定に定める浸水深に係る水位に建造物への衝突による津波の水位の上昇を考慮して必要と認められる値を加えて定める水位であり、地盤面からの高さ(m単位)で表示しています。
詳しくは、津波災害警戒区域の指定をご覧ください。
愛媛県沿岸における設計津波水位
設計津波水位とは海岸保全施設の高さ等を計画するうえ必要な条件であり、本県は、数十年から百数十年の頻度で発生すると考えられている津波(レベル1津波)を対象に、海岸施設の設計津波水位を設定しています。
また、設計対象の津波高を超えた場合でも、施設効果が粘り強く発揮できる構造への改良も検討しています。
詳しくは、愛媛県沿岸における設計津波の水位をご覧ください。