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夏季に流行する、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ(夏かぜの一種)は、患者の鼻やのどの分泌物のほか、便、水泡内容物を介して感染が拡がります。
液体せっけんを用いた手洗いを励行し、タオルやコップの共用は避けましょう。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は、第50週0.5人から第51週0.6人とやや増加しました。
地域別にみると、今治保健所でやや多くなっています。
感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と、ウイルスが付着したタオル、ドアノブ等を介した接触感染が中心です。また、この疾患は、別名「プール熱」と呼ばれており、プールで感染が拡大することがあります。
液体せっけんを用いた手洗いを励行し、タオルやコップの共用は避け、水泳前後はシャワーや手洗いを念入りに行いましょう。
手足口病の定点当たり報告数は、第50週0.2人から第51週0.1人と低い値で推移しています。
液体せっけんを用いた手洗いを励行するとともに、タオルやコップの共用を避けるなど、感染予防に努めましょう。
本疾患は、コクサッキーウイルスA16(CA16)、CA10、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが主な原因となり、基本的に予後が良好な疾患です。しかし、EV71は急性髄膜炎や急性脳炎などの中枢神経合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られており、注意が必要です。(手足口病に関するQ&A 厚生労働省ホームページ<外部リンク>)
ヘルパンギーナの報告は、第50週1例、第51週は0例となっています。
咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナに関するホームページ