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家具の固定化
地震災害では多くの人が家具類の転倒や落下物により負傷もしくは死亡しています。
建物が倒壊しない程度の揺れであっても、家具の転倒により、下敷きになって負傷もしくは死亡することがあります。
また、家具の転倒は怪我だけではなく、避難や救助の妨げにもなります。
地震は突然襲ってきます。被害を未然に防ぐため、家具を固定しましょう。
家具の固定方法
家具固定のポイント
- 長めのネジによる固定が基本
- L型金具で直接家具と壁をしっかり固定する
- 家具の上部と下部の両方を固定すればより効果的
- 上下に分かれている家具は金具で連結する
特に食器棚・本棚については
- 食器や本が飛び出さないように扉に留め具をつける
特にピアノの場合は
- キャスターが移動しないように固定する
高齢の方など自分で固定できない場合は
- 自分で固定することができない場合は、自主防災組織や自治会など近所の方と助け合って家具の固定に取り組みましょう。
家具の置き方も工夫
- 家具を固定したうえで、万が一倒れた場合でも、普段人がいない方向に倒れる向きにしておくことも大切です。
- 寝ている場所に倒れない方向や位置に移動するなど、できるだけ安全な置き方を考えましょう。
- 避難や救助の障害にならないよう、ドアの近くにある家具は移動させましょう。
参考ページ
地震による家具の転倒を防ぐには(消防庁)<外部リンク>
家具の固定方法などが紹介されています。