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主なトピックス
平成18年版
主なトピックス
- CO2 CO2 (コツこつ)トライアル2006を実施しました。
- クールビズ四国キャンペーンを実施しました。
- 資源循環促進税を創設しました。
- 自然観察会を開催しました。
- 希少野生動植物の保護に取り組んでいます。
CO2 CO2 (コツこつ)トライアル2006を実施しました。
県では、愛媛県地球温暖化防止活動推進センターとの共催で、「今年の夏からみんなで“節電” CO2 CO2 (コツこつ)減らして“脱温暖化”」をキャッチフレーズに、家庭での節電を通じて二酸化炭素の排出量を減らす「CO2 CO2 (コツこつ)トライアル2006」を実施しました。
これは、消費電力の増加する夏場に、各家庭で様々な節電にトライしていただき、節電のライフスタイルの定着を図ることで地球温暖化防止に貢献しようとしたものです。
7月1日から10月31日までに発行された電気の検針票のいずれかの月の電気使用量が昨年同月よりも減少していれば、地球温暖化防止フェスティバル2006(11月3日、愛媛県県民文化会館)のおたのしみ抽選会で、省エネグッズ等や商品券が当たる抽選会に参加することができました。
郵送分も含め440月分(検針票1枚=1月分)の参加をいただき、電気使用量23,432kwhの節電を達成しました。これは、二酸化炭素(CO2)に換算すると、9,138.48kg削減したことになります。
一人ひとりがコツをつかんでコツこつ節電することは、二酸化炭素の排出量を減らすことになりますから、温暖化防止にはとても大切なことです。
クールビズ四国キャンペーンを実施しました。
地球温暖化防止のため、四国4県が組織する四国地球温暖化対策推進協議会が主体となって行う四国4県温暖化対策事業として、「クールビズ四国キャンペーン」を実施しました。
「クールビズ四国キャンペーン」では、四国4県が統一ポスターを使用し、6月~9月の間、「適正冷房28度の設定」と、そのような中でも快適に勤務ができるように「エコスタイルでの勤務」を民間企業などに広く呼び掛け、電力消費量を抑えることで、オフィスなど民生部門の省エネルギーと二酸化炭素(温室効果ガス)の排出削減を目指しました。
資源循環促進税を創設しました。
愛媛県では、産業廃棄物行政に充てる財源を確保し、これを原資として、産業廃棄物の排出抑制及び減量化並びに資源の循環的な利用その他産業廃棄物の適正な処理の確保を促進するための施策を展開するとともに、課税行為それ自体により事業者の排出抑制を誘引して、循環型社会の構築を推進していくため、「資源循環促進税」を平成19年4月1日から導入します。
産業廃棄物の排出の抑制及び減量化並びに資源の循環的な利用その他産業廃棄物の適正な処理の確保を促進するための施策に充てます。
自然観察会を開催しました。
野生動植物の観察、実のなる木の植栽や県産材を活用した木工教室等の活動を通し自然の大切さを学習する「自然観察会」を四国カルスト県立自然公園ほか2箇所で開催し、県内の小中学生と保護者約200名に自然とのふれあいを満喫していただきました。
この活動は、平成16年度に策定した愛媛県野生動植物の保護に関する基本指針に基づき、今年度から森林環境税を活用して実施することとしたもので、平成21年度までの4年間、毎年3回開催します。
希少野生動植物の保護に取り組んでいます。
愛媛県には、絶滅のおそれのある野生動植物(県レッドデータブック掲載種)が1,342種もあり、これらの保護を緊急に進める必要があります。
このため、県では、学識経験者等で組織する「愛媛県野生動植物保護推進委員会」を設置し、希少野生動植物の保護対策を総合的に推進し、実効あるものとするために保護条例の制定に向けて、検討を重ねています。
また、公共工事等各種開発行為の際は、「希少野生動植物分布情報システム」を活用し、事前に希少野生動植物の生息の可能性を探るなど、野生動植物の保護に最大限の配慮を図っています。
さらに、広く一般に野生動植物保護意識の高揚を図るため、パンフレット「いきものと共生する地域づくり(愛媛県野生動植物保護に関する基本指針の概要版)」を作成し、県内の小中学校等に配布しました。