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主なトピックス
平成15年版
主なトピックス
- ISO14001の認証を取得しました。(第1部第2章第5節参照)
- 愛媛県独自の環境技術の開発に取組みました。
- えひめエコ・ハウスがオープンしました。
- 瀬戸内海環境保全計画を見直しました。(第1部第6章参照)
- 買い物袋(マイバック)持参運動を実施しました。(第2部第2章第3節参照)
- レッドデータブックを作成しました。
- こども環境白書を作成しました。(巻末付録参照)
ISO14001の認証を取得しました。(第1部第2章第5節参照)
平成14年11月27日に環境管理に関する国際規格ISO14001の認証を取得し、登録証が、知事に交付されました。
県のシステムでは、事務所や公共事業における、環境への配慮、環境保全事業の実施などを目標に掲げ、毎年1%ずつの電気使用量の削減など具体的目標を設定しています。
(認証式)
愛媛県独自の環境技術の開発に取組みました。(第1部第3章第1節参照)
環境創造プロジェクトの取組みとして、平成14年度に、微生物等自然の浄化能力を活用した水質浄化技術の実用化、えひめ方式の小型焼却炉の焼却システムの効果を検証するためにダイオキシン類の削減技術実証実験や、土壌中のダイオキシン類の分解技術の研究を行いました。
水質浄化システム
「ポケットエコパークシステム」
「えひめ方式」小型焼却炉
えひめエコ・ハウスがオープンしました。(巻頭特集参照)
各種の地球温暖化防止対策技術を導入した愛媛県体験型環境学習センター(通称:えひめエコ・ハウス)を平成15年4月22日の「地球の日」にオープンしました。地球温暖化対策をはじめとする環境問題を学習し、毎日の生活での身近な環境保全への取組を体験することができる参加・体験型の施設です。
えひめエコ・ハウス
瀬戸内海環境保全計画を見直しました。(第1部第6章参照)
平成14年7月に「瀬戸内海の環境の保全に関する愛媛県計画」を改訂し、平成18年度からの海砂利採取禁止、埋立の極力抑制など本県独自の施策を盛り込みました。
この計画により、瀬戸内海にふさわしい環境の保全と創造を積極的に推進します。
また、海砂利に代わる骨材等の供給見通しや品質等について調査検討を行っています。
買い物袋(マイバック)持参運動を実施しました。(第2部第2章第3節参照)
資源の節約とごみの減量につながる手段であり、誰にでも簡単にできるマイバック(愛用の買い物袋)持参運動を推進するため、誰もが利用しやすいマイバックのコンテストを実施しました。
最優秀賞に選ばれたデザインをもとにモデルマイバックを作製し、これを公募したモニター1,085人の方に10月のキャンペーン期間中体験してもらい、運動の普及拡大を図りました。
モデルマイバック
レッドデータブックを作成しました。(第2部第3章第2節参照)
県内の絶滅のおそれのある野生動植物をリストアップし、その希少性の評価、生息・生育状況等をとりまとめた「愛媛県レッドデータブック」を作成しました。
このレッドデータブックは、野生動植物の種の保存への理解を広く県民に求め、自然保護・自然との共生意識を高めるとともに、開発行為における環境への配慮を促進するなど、県内の自然生態系を保全し、野生動植物の多様性を確保していくための基礎資料となるものです。
レッドデータブック
こども環境白書を作成しました。(巻末付録参照)
次世代を担う子供たちが身近な環境の状況に関心を持ち、環境活動・学習へかかわるきっかけを作るため、愛媛の環境の現状と県が環境保全のために講じている施策について、図表やイラストを使用して、小・中学生向けの平易でわかりやすい絵で見る「こども環境白書」を作成し、県内の小・中学校に配布しました。
こども環境白書