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事業承継支援
後継者の育成も考えると、事業承継の準備には5年から10年ほどかかるといわれており、早めの準備と計画的な取組みが必要です。
愛媛県では、国が設置する「愛媛県事業承継・引継ぎ支援センター」や県内支援機関と連携し、円滑な事業承継を支援しています。
目次
- 1愛媛県事業承継ネットワークについて
- 2愛媛県事業承継・引継ぎ支援センターについて
- 3中小企業経営承継円滑化法に基づく事業承継税制・金融支援について
- 4愛媛県事業承継支援事業費補助金について
- 5国の支援制度・取組みについて
- 6関連リンク集
1愛媛県事業承継ネットワークについて
愛媛県では、中小企業の事業承継支援を目的として、事業承継・引継ぎ支援センターや商工会議所、商工会、金融機関などで構成する「愛媛県事業承継ネットワーク」を構築しています。
県内支援機関と連携し、事業承継診断の実施や各種支援策の紹介、各種支援事業等を活用した事業の磨きあげ、計画策定及び実行に向けた個者支援等、個々の事業者に応じた支援を実施しています。
愛媛県事業承継ネットワーク構成機関 61機関(令和6年6月末現在)
構成機関については、事務局((公財)えひめ産業振興財団)のホームページ<外部リンク>をご覧ください。
2愛媛県事業承継・引継ぎ支援センターについて
令和3年4月より、親族内承継支援を担当する「愛媛県事業承継ネットワーク事務局」と、第三者承継支援を担当する「愛媛県事業引継ぎ支援センター」が統合され、「愛媛県事業承継・引継ぎ支援センター」が設置されています。
同センターは、(公財)えひめ産業振興財団が四国経済産業局から委託を受けて設置している公的な相談窓口であり、県下全域を対象とし、事業承継全般に関する相談をワンストップで受け付けています。相談は無料です。事業承継でお悩みの際は、ぜひご相談ください。
主な業務
- 事業承継(親族内・従業員・第三者)に関するご相談
- 事業承継診断
- 事業承継計画策定支援
- M&Aマッチング支援など
お問い合わせ・相談窓口
名称:愛媛県事業承継・引継ぎ支援センター
住所:〒791-1101愛媛県松山市久米窪田町487-2テクノプラザ愛媛別館
電話:089-948-8511
受付時間:平日9時00分~17時00分(年末年始・祝日除く)※事前予約制
ホームページ:愛媛県事業承継・引継ぎ支援センター<外部リンク>
3中小企業経営承継円滑化法に基づく事業承継税制・金融支援について
愛媛県では、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」に基づく事業承継税制及び金融支援の認定等を行っています。
詳細は、下記をご覧ください。
中小企業経営承継円滑化法に基づく事業承継税制及び金融支援について
4愛媛県事業承継支援事業費補助金について
愛媛県では、県内中小企業者の事業承継に必要な経費を支援し、円滑な事業承継を促進することにより、県内中小企業者の持続的な発展を図ることを目的として、「令和6年度愛媛県事業承継支援事業」を実施しています。
一次募集受付期間:令和6年4月1日(月曜日)~令和6年6月28日(金曜日)※終了しました。
二次募集受付期間:令和6年7月8日(月曜日)~令和6年11月29日(金曜日)
補助率及び補助限度額等:補助対象経費の2分の1以内、1件あたり200千円
補助対象事業・補助対象経費:次表のとおり
補助対象事業 |
補助対象経費 |
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親族・従業員等への事業承継 |
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M&Aの仲介委託等 |
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注1 専門家への顧問料は対象外とする。
2 個別具体的な案件に関する訴訟やトラブル対応に係る経費は対象外とする。
3 M&A等の成功時に支払う成功報酬に係る費用は対象外とする。
4 消費税及び地方消費税相当額は対象外とする。
5 補助対象経費に補助率を乗じて得た補助金の額に、千円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。
詳細は、下記をご覧ください。
愛媛県事業承継支援事業チラシ(二次募集) [PDFファイル/90KB]
5国の支援制度・取組みについて
(1)事業承継・引継ぎ補助金
事業承継やM&A(事業再編・事業統合等。経営資源を引き継いで行う創業を含む。)を契機とした経営革新等への挑戦や、M&Aによる経営資源の引継ぎ、廃業・再チャレンジを行おうとする中小企業者等を後押しするため、「事業承継・引継ぎ補助金」による支援が実施されています。
詳細は、下記をご覧ください。
「事業承継・引継ぎ補助金」ホームページ(事業承継・引継ぎ補助金事務局)<外部リンク>
(2)第4回「アトツギ甲子園」(※終了しました)
中小企業庁において、後継者が既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを競い合うピッチイベントである「アトツギ甲子園」が開催されます。
「アトツギ甲子園」とは、先代経営者がこれまでに培ってきた人材やノウハウ等の経営資源を活かしつつ、「新たに提供できる製品やサービスは何か」、「いま起こっている社会課題を解決するために貢献できることは何か」、「自分自身が熱狂できるビジネスは何か」、自問自答した先にある新規事業アイデアを、全国各地から集まった後継者が発表する舞台です。
第4回を迎える今年度は、北海道及び東北、関東及び中部、近畿、中国及び四国、九州及び沖縄の5ブロックで地方大会を設け、地方大会を勝ち抜いた後継者が集う決勝大会(ファイナル)が開催され、最優秀賞受賞者には中小企業庁長官賞が授与されます。
エントリー資格
39歳以下の中小企業後継者(39歳以下1984年4月以降に生まれた方で代表権を持つ前の後継予定者に限る、親族外承継も含む)
スケジュール
令和5年7月20日:エントリー受付開始
令和5年8月から9月:「アトツギ甲子園」説明会(後継者向け及び支援機関向け)
令和5年12月15日:エントリー受付締切
令和5年12月27日:地方ブロック登壇者決定(書類審査結果発表)
令和6年2月2日:地方大会中国及び四国ブロック
令和6年3月8日:「アトツギ甲子園」決勝大会
詳細は、下記をご覧ください。
「アトツギ甲子園」特設ホームページ<外部リンク>
第4回「アトツギ甲子園」を開催します(経済産業省ホームページ)<外部リンク>
6関連リンク集
- 愛媛県事業承継・引継ぎ支援センターホームページ<外部リンク>
- 財務サポート「事業承継」(中小企業庁)<外部リンク>
- 事業引継ぎポータルサイト(独立行政法人中小企業基盤整備機構)<外部リンク>
- 事業承継支援(四国経済産業局)<外部リンク>