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特定水産動植物等の国内流通適正化等に関する法律に基づく勧告に対する報告書の内容確認等について
県は、昨年12月15日(金)に松山魚市場株式会社に対して行った標記勧告について、本年1月に同社から県に提出された改善報告書の実施状況等を確認するため、
6月20日(木)に現地確認を行ったところ、本年3月の同社への立入検査以降、引き続き改善報告書の改善策が適切に遂行されていることを確認しました。
また、上記の勧告時に合わせて行った、市場開設者の松山市に対する卸売市場法に基づく指導への対応については、8月5日(月)に同市から、
- 松山市公設水産地方卸売市場業務条例に基づく松山魚市場株式会社の取引等の調査、同社関係者へのヒアリング
- 市による市場内セリ人等関係者に対する法令順守に関する研修
- 松山魚市場株式会社社内の公益通報体制の整備状況確認
- 市場内の監視体制の強化としての監視カメラの増設 等
に取り組み、市場の健全化を図っており、今後も再発防止のために、卸売販売に関する証拠書類の検査等を行う旨の報告がありました。
県としては、再発防止に向けて、松山魚市場株式会社は継続的に改善に向けた取組みができていること、松山市は市場開設者として、
市場運営の適正化に努めていると判断できることから、今後とも法令に基づく助言及び指導を適切に取り組んでまいります。
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