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電気事業の概要
本県の電気事業は、河川総合開発事業の一環として始まり、いずれも資源の枯渇しない再生可能エネルギーである水力を利用して発電を行っています。近年、地球温暖化対策の重要性が高まる中、脱炭素化の一助となるよう、二酸化炭素の排出量が極めて少ないクリーンエネルギーによる、貴重な再生可能エネルギー電気の確保に取り組んでいます。
発電所数は、3水系において9発電所で、最大出力の合計は66,936kWです。この9発電所における供給電力量は、年間で約2億7,689万kWhとなります。
県営発電所一覧表
発電所名 |
位置 |
ダム名 |
発電出力(最大) |
使用水量(最大) |
発電開始年月日 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
第一発電所1号機 |
四国中央市上柏町 |
柳瀬ダム |
10,700kW |
5.80立方メートル/s |
昭和28年10月7日 |
|
〃 2号機 |
3,600kW |
2.00立方メートル/s |
平成13年4月1日 |
|||
第二発電所 |
四国中央市金砂町 |
2,600kW |
5.80立方メートル/s |
昭和29年3月31日 |
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第三発電所 |
四国中央金田町 |
新宮ダム |
11,700kW |
8.00立方メートル/s |
昭和50年7月1日 |
|
富郷発電所 |
四国中央市富郷町 |
富郷ダム |
3,000kW |
4.00立方メートル/s |
平成13年4月1日 |
|
第一発電所 |
上浮穴郡久万高原町笠方 |
面河ダム |
3,500kW |
6.90立方メートル/s |
昭和39年1月11日 |
|
第二発電所 |
東温市明河 |
11,000kW |
6.90立方メートル/s |
昭和39年1月11日 |
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第三発電所 |
東温市河之内 |
10,600kW |
6.90立方メートル/s |
昭和39年1月11日 |
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大洲市肱川町宇和川 |
鹿野川ダム |
9,706kW |
24.0立方メートル/s |
昭和33年11月30日(当初) 令和5年6月15日(更新) |
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畑寺発電所(※) 詳細へ | 松山市畑寺町 | 面河ダム | 530kW |
1.29立方メートル/s |
平成27年8月1日 |
(※)再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を適用