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認知症を知る・学ぶ:トイレの失敗
失禁しても、責めないで
失禁が始まると、介護をされるご家族等には、大きな負担が掛かってきます。
失禁にはさまざまな原因があり、トイレの場所が分からなくなったり、トイレを間違えて、部屋のすみや廊下などに排尿や排便をしてしまう場合などがあります。
原因がさまざまであるため、対応も一様ではありませんが、まずは、頭ごなしに叱らず、ご苦労ですが、手早く片づけてあげましょう。
具体的な対策としては、時間をみてトイレに誘導するとともに、どのような状況で失敗しているか考えてみましょう。
対策のひとつとして、おむつの使用がありますが、おむつに強い抵抗を感じる方もおられます。この場合は、自尊心を傷つけないように、それとなくパンツ型紙オムツを履かせましょう。
また、失禁は膀胱炎や前立腺肥大等が関係していることもありますので、泌尿器科の医師にも相談してみてはいかがでしょうか。
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認知症の人への接し方のポイント
- 本人のペースに合わせてゆっくりと話す
- ひとつひとつの動きに合わせて、具体的な言葉をかける
- 失敗してもきつく叱らない
- 失敗しそうな場合は、さりげなくフォローする
- 適切な治療で症状の軽減が図れるので、医療機関で受診する
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登場人物紹介
タヌジジ(認知症高齢者)
カワウソママ(介護者)
ミカンちゃん(子供役)
ポン太さん(近所に住む認知症高齢者)
コマドリくん(解説者)
このページに関するお問い合わせ先
長寿介護課 介護予防係
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