動物の飼い主は、原則として、飼っている動物の命が終えるまで適切に飼養する(終生飼養)とともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。(動物の愛護及び管理に関する法律でも規定されています。)
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。
動物を飼う前に
- 家族で話し合いをしましょう
飼う前に十分家族で話し合い、考えましょう。
飼う動物について学び、準備をしましょう。
愛媛県動物愛護センターでは、毎月、定期的に、動物を飼おうと思っている人を対象に講習会を行っていますので、一度、家族全員で参加してみませんか。
- 動物を入手する方法を検討しましょう
入手する選択肢のひとつとして保護犬・猫の譲渡を検討しましょう。
譲渡会の情報はこちらをクリックしてください。愛媛県動物愛護センター譲渡会
- しっかり説明を受けましょう
飼う動物をしっかりと確認し、販売業者から病歴や飼い方、寿命や不妊去勢手術についての説明を受けましょう。
- 飼わないという選択肢もあります
動物を最後まで飼う自信と覚悟がなければ、飼わないことも大切な動物愛護です。
環境省動画チャンネル(youtubeにつながります)
ペットを飼う覚悟と責任<外部リンク>
ほんとうに飼えるかな<外部リンク>
動物を飼い始めたら
- 最後まで責任を持ちましょう
動物の健康管理に気を配り、終生、愛情と責任を持って飼ってください。
鳴き声などで、周辺の方に迷惑がかからないように、動物が小さいうちからしつけを行いましょう。
- むやみな繁殖は抑えましょう
適切に飼うことのできる数を保つことは飼い主の責任です。
繁殖を望まない場合は不妊去勢手術など繁殖制限措置を行いましょう。
- 逸走防止に努めましょう
動物が迷子にならないよう、外出する時はリードやケージを使用しましょう。
- 連絡先を明示しましょう
飼い主がわかるように、マイクロチップの装着や飼い主の名前・連絡先を明記し、首輪などにつけておきましょう。
犬の飼い主の方へ
- 犬をお住まいの市町役場で登録し、毎年、狂犬病予防注射を受けさせることは飼い主の義務です
狂犬病予防法により、生後91日以上の犬は、必ず登録と年1回の狂犬病予防注射を受けなければなりません。
登録を受けた犬が死亡してしまったときや、飼い主や犬を飼っている場所が変わったときは、届出が必要です。
詳細は各市町にお問い合わせください。
市町連絡先
担当課
|
電話番号
|
宇和島市生活環境課
|
0895-24-1111(代)
|
松野町建設環境課
|
0895-42-1111(代)
|
鬼北町環境保全課
|
0895-45-1111(代)
|
愛南町環境衛生課
|
0895-72-1211(代)
|
猫の飼い主の方へ
- 猫は室内で飼いましょう
猫は環境を整えれば、室内でストレスなく、安心して過ごせます。
交通事故に遭う、ウイルス感染症にかかるなど、猫にとっては、屋外は危険がいっぱいです。
また、放し飼いにより、ふん尿による悪臭、鳴き声、子猫の出産などで、飼い主が知らないうちに、周辺の方に迷惑をかけている場合があります。
飼い主としての責任を自覚し、周囲に迷惑をかけないようにしましょう。
- 愛媛県では猫の適正飼養の普及啓発を推進するため、「愛媛県猫の適正飼養ガイドライン」を策定しました
詳細はこちらをクリックしてください。愛媛県猫の適正飼養ガイドラインについて
飼い主のいない猫について
- 飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)について、さまざまな苦情がよせられています
主な苦情は、「敷地内に糞尿をされる、子猫が生まれた、発情期の鳴き声がうるさい。餌を与える人がいて猫が集まってくる、餌が放置され臭い、カラスやハエが寄ってくる。」などです。
猫に餌を与えるだけでは、繁殖などにより猫が増え、周囲の環境にさらに悪影響を与え、トラブルの原因となっています。
リーフレット:無責任な猫のエサやりが問題になっています[PDFファイル/131KB]
- このような飼い主のいない猫についての問題を解決するため、愛媛県では「地域猫活動」を推進しています
詳細はこちらをクリックしてください。地域猫活動について
関連リンク
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)