用語解説
管孔(かんこう)傘の裏面が管状になっていること。イグチ類やサルノコシカケなどの仲間に多い。
基準種(きじゅんしゅ)似通った特徴を持つグループの中で基準となる種。
寄生菌(きせいきん)腐朽木や落葉ではなく生きた状態の植物に発生する菌。
菌核(きんかく)地中の小枝や石などを菌糸で閉じ込めた塊。
菌根菌(きんこんきん)寄主植物の毛根に菌糸がまといついて生育する菌類。
菌糸束(きんしそく)細い菌糸が一方向に集まって束状になったもの。
菌網(きんもう)キヌガサタケなどの子実体に付随している網上の組織。マントとも呼ぶ。
菌蕾(きんらい)スッポンタケの仲間の幼菌が、卵様の状態で地中にあるものを指す。
菌腕(きんわん)イカタケやアカイカタケなどのように子実体の縁辺で腕のように伸びた部分のこと。
グレバスッポンタケの仲間の菌類にみられる胞子が混入した粘液状の物質。悪臭ときに芳香臭を発生し、昆虫類をおびき寄せる。
子実体(しじつたい)胞子をつくる繁殖器官。一般に「きのこ」と呼んでいる部分。
子嚢菌(しのうきん)菌類を構成する大きなグループ。子嚢と呼ばれる器官を
地下生菌(ちかせいきん)子実体を地中に形成する菌類。球形となるものが多い。
冬虫夏草(とうちゅかそう)おもに昆虫やクモなどの節足動物に寄生して発生するキノコの総称
日本固有種(にほんこゆうしゅ)日本国内にのみ分布する生物。
背着生(はいちゃくせい)樹木に広がったように着生して生育する状態。
腐生菌(ふせいきん)樹木や落ち葉が腐ったものや堆肥などから発生する菌。
木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)サルノコシカケ類などのように樹木に発生し、材を腐朽させる菌類。
落葉分解菌(らくようぶんかいきん)地上に堆積した落葉や落枝を分解する菌類。
鱗片(りんぺん)傘の表面などでささくれ状に付着している小片。
高等菌類分科会
氏 名 | 所 属 |
池内 啓子 | 愛媛きのこ観察会 会員 |
大本 幸徳 | 愛媛県立伊予農業高等学校 |
小川 尚志 | 愛媛きのこ観察会 会員 |
沖野登美雄 | 愛媛きのこ観察会 会員 |
越智 一馬 | 愛媛きのこ観察会 会員 |
金家 幸恵 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
後藤 勝重 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
小林 真吾 | 愛媛県総合科学博物館 |
高岡 道敏 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
寺本 辰巳 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
寺元 哲久 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
豊田 益実 | 愛媛県立松山東高等学校 |
長尾 文尊 | 愛媛県生物多様性センター |
米岡 保夫 ※ | 愛媛きのこ観察会 会員 |
※:協力員 (名簿は平成25年3月現在です)