ドクササコ
Clitocybe acromelalga Ichimura 【 キシメジ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | コナラなどの広葉樹林やタケ・ササ類の林内に発生する菌根菌。子実体は傘の径が3〜9㎝、中央部がくぼんだじょうご形に開く。傘の表面は、淡橙黄色〜茶褐色を帯び、平滑で粘性はない。縁部は内側に巻いている。ひだは柄に対して垂生し、淡い黄褐色である。柄の長さは3〜5㎝。柄は傘とほぼ同色で中空、縦に裂けやすい。 |
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分 布 | 県内:西条市、東温市、松山市、久万高原町、宇和島市。 県外:本州。 |
生息状況 選定理由 |
国内では日本海側に多いが、県内でも散見されている。分布地は限られており、発生数も少ない。 |
特記事項 | 日本固有種。有毒種で摂食から数日を経たのちに四肢末端が赤く腫れ上がり激痛が1ヶ月ほど続く特異な症状を呈することが知られている。 |
地方名 | --- |
撮影者:沖野登美雄執筆者: 小林真吾