メシマコブ
Phellinus linteus (Berk. & M.A. Curtis) Teng 【 タバコウロコタケ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 各種の樹木に発生する木材腐朽菌。子実体は幅6.5〜15㎝、厚さ2〜15㎝くらいになる。傘の表面は初め暗褐色の短毛に覆われるが、顕著な環溝と縦溝に多くの亀裂を生じ粗荒となる。色は黒褐色で、縁部の新しい部分は鮮黄色、下面の管孔の部分も初め鮮黄色のち黄褐色。 |
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分 布 | 県内:松山市。 県外:本州、九州、小笠原諸島;フィリピン、オーストラリア、北アメリカ。 |
生息状況 選定理由 |
従来は南方系の種とされていたが、近年は日本各地で確認されるようになった。県内では高縄山系にのみ生育が確認されている。 |
特記事項 | 漢方薬では桑黄として利用される。 |
地方名 | --- |
撮影者:沖野登美雄執筆者: 小林真吾