アラゲウロコタケ
Cymatoderma caperatum (Berk. & Mont.) D.A. Reid 【 シワタケ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 広葉樹の枯木上に生える木材腐朽菌。子実体の直径は3〜15㎝、じょうご形。傘の表面は淡褐色〜にっけい色、古くなると茶褐色となる。放射状に配列した極めて厚いフェルト状の粗毛に覆われ、鋭い畝状に隆起する。傘の裏面は平滑でクリーム色、わずかに肌色を帯びて、傘の表面と同様に放射状の鋭い畝状の隆起がある。柄の長さは2〜5㎝、傘と同色で基部は盤状で褐色の毛に覆われる。 |
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分 布 | 県内:宇和島市、愛南町。 県外:本州、四国、九州;熱帯アジア、オセアニア。 |
生息状況 選定理由 |
カシなどの広葉樹林に発生し、環境の保たれた森林では発生が安定しているが、発生が確認される場所は限定的である。 |
特記事項 | 2003年版ではヒダウロコタケとして掲載。 |
地方名 | --- |
撮影者:沖野登美雄執筆者: 小林真吾