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ヒメフラスコモ

Nitella flexilis (L.) Agardh var. flexilis 【 シャジクモ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
ヒメフラスコモ 画像
種の特徴 雌雄同株で体長は30㎝から1mを超えることもある。結実枝は、不結実枝よりも小さくなる傾向がある。小枝は1回分枝する。最終枝は2〜4回分枝し、1細胞からなり先端は急に切断されたようになっている。雌雄両性器は小枝の節部につき、雌器は単生のこともあるがしばしば群生する。卵胞子は暗赤褐色で楕円体、螺旋縁は翼状に突出して5〜7本。卵胞子膜は荒い粒状の模様か平滑。
分 布 県内:西条市、今治市、大州市、西予市。 県外:北海道、本州、四国;アジア、ヨーロッパ、南米、北米。
生息状況
選定理由
今治市で10ヶ所、西条市で4ヶ所、大州市と西予市でそれぞれ1ヶ所のため池で確認された。春から初夏の時期に成長し、夏季以降は消失する傾向がある。いくつかの生育地ではシャジクモ帯を形成し越冬することが確認されているが、他の生育地では個体数が少ない。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:藤原陽一郎 執筆者: 藤原陽一郎
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