カワノリ
Prasiola japonica Yatabe 【 カワノリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 河川上流の岩上に生育する緑藻。藻体は水面付近で水流の飛沫がかかるような部位を好んで生育する。藻体は肉眼的な葉状で長さ1〜20㎝、幅0.5〜4㎝程度、鮮やかな緑色を呈する。藻体は1層の細胞層からなり、4個の細胞が1群となり配列している。 |
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分 布 | 県内:西予市。 県外:本州(栃木県以南)、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
四国では石灰岩地帯を上流に持つ河川の渓谷に生育する。県内では西予市の河川で古くから生育が確認されているが、生育地は減少し、現存する生育地でも確認が困難なほど生育量も減少している。 |
特記事項 | 地域によっては食用にされる。大分県では県指定天然記念物となっている。日本固有。 |
地方名 | せいらん |
撮影者:小林真吾 執筆者: 小林真吾