カワラサイコ
Potentilla chinensis Ser. 【 バラ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 海岸や河原の砂地に生育する多年草で、茎は根元から枝分かれして四方に広がって先は斜上し、長さは30〜70㎝になる。葉は羽状複葉で15〜29枚の小葉がある。さらに小葉は羽状に深裂し、下面に白色の綿毛が密生する。6〜8月に、茎の先に径10〜15㎜の黄色の5弁花をつける。太い根茎がセリ科のミシマサイコの根に似ており、河原に生えるので、この名がついた。 |
---|---|
分 布 | 県内:新居浜市、今治市、西条市、大洲市、他。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、モンゴル、アムール、ウスリー。 |
生息状況 選定理由 |
今治市東部の複数の海浜において群生が確認された。しかし今後、海浜改修、海浜への車両の進入、河川の改修などにより減少する可能性もある。前回の絶滅危惧Ⅱ類(VU)を準絶滅危惧(NT)に下方修正した。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:---執筆者: ---