イワヒトデ
Colysis elliptica (Thunb.) Ching 【 ウラボシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 常緑で単羽状の葉をつけるやや小型のシダで、浅い山の谷沿いの岩上などに根茎を這わせ、大群落をなして生育しているのを見ることがあるが、愛媛県ではそのような状態は見られない。一つの株から形状の異なる胞子葉(実葉)と栄養葉(裸葉)を出すことを葉の二形性というが、本種の場合は胞子葉の小羽片の形が栄養葉に比べてやや狭くなり二形性に近い形となる。 |
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分 布 | 県内:宇和島市、愛南町。 県外:本州、四国、九州、琉球列島;朝鮮半島南部、台湾島、中国大陸、インドシナ。 |
生息状況 選定理由 |
森林の伐採と植林による遷移進行により、生育数が激減している種として取り上げることになった。宇和島市以南に点々と生育地はあるが、いずれの場所でも個体数は多くはない。前回には取り上げてなかったが、今回、改めて準絶滅危惧(NT)とする。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:白形毅史執筆者: ---