ソナレノギク
Aster hispidus Thunb. var. insularis (Makino) Okuyama 【 キク科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 海岸の崖地や礫浜に生育する越年草である。太い茎は無毛で直立しており、基部からよく分枝し、高さは大きいものでは1mくらいになる。下部の葉はさじ形で大きくやや厚く、縁は有毛で、両面には毛がなく光沢がある。花期は10〜11月で、枝先に淡紫色のやや大きな頭花をつける。 |
---|---|
分 布 | 県内:伊方町、宇和島市、愛南町。 県外:高知県西部。 |
生息状況 選定理由 |
伊方町、宇和島市の島嶼部、由良半島などで記録があったが、今回の調査では、伊方町、宇和島市の離島、由良半島、愛南町の離島などで本種の生育が確認された。海岸の崖地や礫浜に生育しているが、個体数は多くはない。護岸工事、台風などの自然災害による海岸の生育環境の悪化が懸念される。 |
特記事項 | 前回はヤマジノギク属 Heteropappusに属するとしたが、シオン属 Asterに統合されたために上記のようになった。 |
地方名 | --- |
撮影者:白形毅史執筆者: ---