トサムラサキ
Callicarpa shikokiana Makino 【 クマツヅラ科(APG:シソ科) 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 暖地に生育する落葉低木である。葉は対生し、両面に腺点があり、脈上には短毛が生えている。花期は夏で、集散花序を腋生し、淡紅紫色の小さな花を多数つける。果実は球形で、紫色である。 |
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分 布 | 県内:八幡浜市、伊方町、鬼北町、宇和島市、愛南町。 県外:四国(高知県、愛媛県)、九州。 |
生息状況 選定理由 |
以前は鬼北町と愛南町鹿島において記録はあったが、前回の調査で八幡浜市保内町、伊方町、宇和島市、愛南町鹿島の4ヶ所で確認された。今回の調査では、愛南町の2ヶ所で確認された。南予の陽地あるいは林縁に生育しているが、個体数はあまり多くはない。森林伐採などに伴う生育環境の悪化やシカの食害による個体数の減少が懸念される。 |
特記事項 | 日本固有種。 |
地方名 | シコクコムラサキ |
撮影者:---執筆者: ---