ノアサガオ
Ipomoea indica (Burm.) Merr. 【 ヒルガオ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 暖地の海岸の草地や林縁に生育する蔓(つる)性の多年草である。葉は心形であり、まばらに毛がある。花期は6〜12月で、アサガオに似た紫色の花をつける。花は朝に開花し、日中にはしぼんでしまう。果実は上向きで球形、種子は黒い。 |
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分 布 | 県内:宇和島市、愛南町。 県外:本州(紀伊半島、伊豆七島)、四国、九州、琉球;東南アジア、オーストラリア。 |
生息状況 選定理由 |
宇和島市、由良半島で記録があったが、今回の調査において由良半島で確認され、宇和島市日振島には本種が群落状になっているところもある。台風などの自然災害による生育地の減少や害虫の発生による個体数の減少などが懸念される。 |
特記事項 | 近年、ノアサガオと区別が困難な宿根性アサガオ(商品名:オーシャンブルーなど)が各地で栽培されているが、栄養繁殖で増え、生育も旺盛なため、繁茂すると林縁や田畑の植物を被圧するため侵略的外来種となりつつある。 |
地方名 | --- |
撮影者:---執筆者: ---