ハマハナヤスリ
Ophioglossum thermale Kom. var. thermale 【 ハナヤスリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 日当たりの良い砂地や草地に生える小型の夏緑性シダ植物。根茎は細くて短く、1〜数枚の葉をつける。葉は高さ7〜25㎝、栄養葉(裸葉)は小さくて長さ0.7〜5㎝、幅0.3〜2㎝、狭楕円形で先はやや鋭頭、ほとんど無柄、葉のもっとも幅が広い部分が中央より上にある。コハマハナヤスリvar. nipponicumとの区別点である栄養葉(裸葉)の変異はやや連続的であり、中間形も多いので分類を困難なものとしている。そのため両者をハマハナヤスリOphioglossum thermale(sensu lato)として区別しない見解もある(佐橋 1987)。 |
---|---|
分 布 | 県内:今治市、西条市、東温市、宇和島市。 県外:北海道、本州、四国、九州、琉球;カムチャッカ、台湾島、他。 |
生息状況 選定理由 |
生育に適した海岸の砂浜や内陸の向陽の湿地などが開発され減少している。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:---執筆者: ---
