ウチョウラン
Ponerorchis graminifolia Rchb.f. 【 ラン科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 温帯の湿った岩上などに生育する多年草。茎は高さ10〜20㎝、2〜4枚の葉がある。葉は細長く、長さ10㎝前後で幅は約5㎜。6〜8月、茎の先端に数個の花をつける。花は直径1.5㎝の紅紫色で、長さ約1㎝の距がある。草丈、葉形、距の長さなどに地域的な変異があり、変種として区別される。 |
|---|---|
| 分 布 | 県内： 東予、中予、南予。 県外： 本州（関東以西）、四国、九州；朝鮮半島。 |
| 生息状況 選定理由 |
東予と中予で6ヶ所の記録があり､中予と南予の2ヶ所で確認された。県内の岩壁にイワヒバなどとともにかなりの個体数が生育していたが、園芸採取などにより激減した。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：白形毅史執筆者： ---
