コシンジュガヤ
Scleria parvula Steud. 【 カヤツリグサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 湿地に生える一年草。シンジュガヤに似るが、シンジュガヤよりも小型で、地下茎がなく叢生する。茎は平滑で高さ30〜50㎝。葉の幅も細く、3〜5㎜。花序は小型で4〜6個がまばらにつく。果実はやや球形で白色、表面に格子状の紋があって平滑ではない。 |
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分 布 | 県内:四国中央市、西条市、今治市、松山市、東温市、宇和島市、鬼北町、愛南町。 県外:本州、四国、九州;朝鮮、中国、インドネシア、インド、アフリカ。 |
生息状況 選定理由 |
溜め池の縁や池岸の湿地に稀に見られるが、個体数も少ない。近年は四国中央市、松山市内5ヶ所、東温市、愛南町などで確認された。湿地の場合はヨシやガマなど高茎草本の繁茂や埋め立てにより減少する危険性がある。溜め池堤体の場合は部分的な漏水でできた湿った部分に生育することが多いが堤体改修により消失する危険性がある。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:白形毅史執筆者: ---
