キスミレ
Viola orientalis (Maxim.) W.Becker 【 スミレ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 山地の樹林やササ原に接する日当たりの良い場所に生える多年草。地下茎は直立し短く、多数の太い根を下ろす。地上茎は短く直立し、高さ10〜15㎝。葉はハート形で波状の鋸歯があり、先は短く尖る。根生葉は大きく、葉柄も長いが、茎葉は小さい。春に茎の先に花茎をのばし、先に黄色の花をつける。 |
---|---|
分 布 | 県内:久万高原町、内子町。 県外:本州(東海地方以西)、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ウスリー。 |
生息状況 選定理由 |
生育地も限定されており、草地整備や園芸採取が懸念される。 |
特記事項 | 大陸系遺存植物(いわゆる満鮮要素植物)の一つで、最終氷河期に朝鮮半島から九州北部、中国地方、四国に分布を広げたものと考えられている。 |
地方名 | --- |
撮影者:伊藤隆之執筆者: ---