キレンゲショウマ
Kirengeshoma palmata Yatabe 【 ユキノシタ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 深い山の湿った林床に生育する多年草で、茎は無毛で高さは80〜120㎝になる。葉は対生し、円心形で、縁は掌状の鋭い切れ込みがあり、葉の両面には伏した短毛がある。8月ころ、茎の上部に円錐状の集散花序を出し、黄色のラッパ形の花をつける。花弁はやや肉厚で長さ2〜3㎝で先はやや尖る。 |
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分 布 | 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、久万高原町。 県外:本州(紀伊半島)、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸(東部)。 |
生息状況 選定理由 |
東予、中予の深山では稀に生育しているが園芸採取などにより減少している。近年はシカの食害の危険性も懸念されている。 |
特記事項 | 最初に石鎚山で発見され、その後、剣山や紀伊半島の大峰山、九州の祖母山、さらに朝鮮半島などで発見され、日本列島が大陸と陸続きであった時代の遺存的な種と考えられている。キレンゲショウマ属は、キレンゲショウマのただ1種だけからなる東アジアの固有属であり、矢田部良吉が1890年に、日本人が日本の雑誌に最初に発表した記念すべき属である。 |
地方名 | --- |
撮影者:松井宏光執筆者: ---