ナヨナヨコゴメグサ
Euphrasia microphylla Koidz. 【 ゴマノハグサ科(APG:ハマウツボ科) 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 四国山地の岩礫地にのみ生育する小さな一年草。茎は高さ5〜17㎝、曲がった毛が生える。葉は対生し、狭披針形で長さ3〜8㎝、両面とも無毛で1〜2対の鋸歯がある。8月に上部の葉腋に小さな唇形花をつける。花は白色で紫色の筋がある。 |
---|---|
分 布 | 県内:赤石山系、笹ヶ峰、石鎚山系。 県外:四国。 |
生息状況 選定理由 |
生育地が限られており、不安定な岩礫地の場合は登山者の踏み込みなどで容易に群落が破壊される恐れがある。 |
特記事項 | 基準標本産地は東赤石山で1933年に記載、発表された。さらに石鎚山産の植物はイシヅチコゴメグサとして分離、発表された(1943)が、現在は統合されている。 |
地方名 | イシヅチコゴメグサ |
撮影者:---執筆者: ---