マルバハダカホオズキ
Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino var. obtusum Makino 【 ナス科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 暖地の海岸林の林縁などに生える多年草である。葉は厚く、葉の先が鈍頭なので、ハダカホオズキとの区別が可能である。花期は8〜9月で、葉腋に下向きに淡黄色の花を数個つける。果実はホオズキに似るが、萼は少し肥大して果実の基部にあるだけで、果実が大きな萼に包まれずに裸出するため、この名がついた。 |
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分 布 | 県内:伊方町、愛南町。 県外:四国、九州(南部)。 |
生息状況 選定理由 |
前回の調査では愛南町鹿島で現存を確認し、他に伊方町の記録があるが、産地、個体数ともきわめて少ない状況であった。台風による災害や海岸林の伐採などによる生育環境の悪化が懸念される。本種については今後も調査・研究が必要である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:---執筆者: ---