イシヅチイチゴ
Rubus idaeus L. subsp. nipponicus Focke var. shikokianus (Ohwi et Inobe) Kitam. et Naruh. 【 バラ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 石鎚山の上部の岩場や林縁にのみ生育する落葉低木。ミヤマウラジロイチゴsubsp. nipponicus Fockeの変種であり、全体は小型。茎は刺と軟毛を密生し、上部にはさらに腺毛が多い。葉は複葉で、小葉は3〜5個で広卵形〜楕円形。小葉は鋸歯縁で鋸歯は短い芒状、上面には全面に伏した毛があり、下面には短軟毛に被われて灰白色。花期は7月。 |
---|---|
分 布 | 県内:石鎚山。 県外:− |
生息状況 選定理由 |
石鎚山の固有種であり、自生地が石鎚山上部に局在している。 |
特記事項 | かつてミヤマウラジロイチゴとされていたものが、分離、独立した(1974)。 |
地方名 | イシヅチキイチゴ |
撮影者:---執筆者: ---