ハドノキ
Oreocnide pedunculata (Shrai) Masam. 【 イラクサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 海岸近くの樹林内に生育する雌雄異株の常緑低木で樹高は4〜5m。葉は互生し、長さ5〜10㎝で、3脈が目立ち粗い鋸歯があり、葉柄は紅色を帯びる。2〜4月に前年枝に紅色を帯びた小さな花が群がって咲き、秋〜早春に熟する長さ1.5㎜ほどの痩果は、卵形で、肉質化した花被が果実を包む。 |
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分 布 | 県内:伊方町、愛南町。 県外:本州(伊豆半島〜紀伊半島南部)、四国、九州(南部)、琉球;台湾島。 |
生息状況 選定理由 |
佐田岬半島の先端部と愛南町鹿島のみで確認された。佐田岬では県道や林道の拡張工事に伴い、伐採されている。また現地周辺で希少種であるとの認識が徹底されておらず、単なる雑木として徐伐されている。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:松井宏光執筆者: ---