トケンラン
Cremastra unguiculata （Finet) Finet 【 ラン科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 深い山の落葉広葉樹林内に生育する多年草。サイハイランの仲間だが、花が少なく、全体が繊細な感じがある。偽球茎は細い地下茎で離れてつながる。葉は普通は2個、紫色の斑点があるものが多い。5〜6月ころに、高さ30〜40㎝の花茎を出して、数個の花をやや上向きか横向きに半開状に咲く。萼片と側花弁は線形で黄褐色に暗紫色の斑紋があり、唇弁は際立って白い。和名は「杜鵑蘭」と書き、葉や花弁の斑をホトトギス（杜鵑）の胸などの斑に例えたもの。 |
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| 分 布 | 県内：中予。 県外：北海道、本州、四国；朝鮮半島（済州島）。 |
| 生息状況 選定理由 |
今回は中予の2ヶ所で確認されたが、もともとごく稀少な植物であり、園芸採取などにより著しく減少しているものと考えられる。 |
| 特記事項 | --- |
| 地方名 | --- |
撮影者：池内 伸執筆者： ---
