シンジュガヤ
Scleria levis Retz. 【 カヤツリグサ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 草原に生える多年草で、太くて硬い地下茎がある。茎は3稜形で下向きにざらつき、高さ60〜100㎝。葉は線形で、すべて茎から出て葉鞘には3翼がある。花序は細い円錐状で、茎の先端付近に1〜2個がつく。果実は白色球形で平滑、光沢があり、径2〜3㎜。和名はこの果実の形状に因む。 |
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分 布 | 県内:四国中央市、松山市、宇和島市。 県外:本州(和歌山県)、四国、九州、琉球;台湾、中国南部、マレーシア、インド、オーストラリア。 |
生息状況 選定理由 |
溜め池の堤体下部などに少数生育しているが、ごく稀少な植物である。溜め池の改修、クズや高茎草本との競合などにより絶滅する恐れがある。前回の絶滅危惧ⅠB類(EN)を絶滅危惧ⅠA類(CR)に上方修正した。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:白形毅史執筆者: ---