クリオザサ
Sasaella masamuneana (Makino) Hatus. et Muroi 【 イネ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
---
種の特徴 | 本州北部から九州南部にわたってやや普通に産するが、県内では上島町以外の産地は知られていない。稈は高さ約2m、基部より上部にわたり各部で分枝し、1節から通常は1本の枝が出る。稈鞘と葉鞘は無毛。節間と節は通常は無毛だが、ときに逆向きの細毛がある。葉は披針形ないし長楕円状披針形で長さ10〜20㎝、両面無毛である。 |
---|---|
分 布 | 県内:上島町。 県外:本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
本種は県内では上島町にのみごく稀に産する。竹田(1995)によれば広島県では北部や東部に多いが、瀬戸内海の島嶼部の記録はない。土地造成や海岸開発等による生育環境の悪化や絶滅の危険性が懸念される。 |
特記事項 | --- |
地方名 | ゲンケイチク |
撮影者:---執筆者: ---