ヒナノボンボリ
Oxygyne hyodoi C.Abe et Akasawa 【 ヒナノシャクジョウ科(APG:タヌキノショクダイ科) 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
種の特徴 | 葉緑素をもたない小さな腐生植物で、この仲間では一般には白色だが珍しい青色をしている。花部は長さと幅とも5㎜前後の大きさである。海に近い照葉樹林の林床に発生するきわめて珍しい植物である。 |
---|---|
分 布 | 県内:南予地方。 県外:本州(兵庫県)。 |
生息状況 選定理由 |
発生時期での調査を続けているが、腐生植物は毎年、発生するとは限らず、ここ10年ほど発生は見られない。 |
特記事項 | ヒナノボンボリ属は西アフリカのカメルーンと日本(本州、四国)に隔離分布するきわめて珍しい植物群である。本種は兵庫県摂津産の標本があるが兵庫県RDB(2010)では絶滅(EX)となっており、本種の自生地は南予の1ヶ所に限られている。 |
地方名 | --- |
撮影者:兵頭正治執筆者: ---