サケバゼリ
Oenanthe javaica DC. var. japonica Honda 【 セリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 本州〜九州の太平洋に面する海岸近くの湿地に生育する一年草で、セリ(二倍体2n=42と三倍体2n=63がある)と比較すると大型で葉の切れ込みが多いが、セリの三倍体との区別が困難であること、変異が大きいことで形態だけでは区別できない。本種の染色体数が2n=20であり、同定には染色体数を確認する必要がある。 |
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分 布 | 県内:伊方町、愛南町。 県外:本州、四国、九州。 |
生息状況 選定理由 |
以前は愛南町の海岸に面する湿地1ヶ所で確認されただけであったが、その後伊方町で確認された。本県における生育地は前記の2ヶ所のみであり、個体数も多くはない。湿地の埋め立てによる生育環境の悪化が懸念される。本種については、今後さらに調査、研究が必要である。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:水本孝志執筆者: ---