タヌキモ
Utricularia japonica Makino 【 タヌキモ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 溜め池、湿地に浮遊あるいは水底に固着して生育する多年草。茎は水中の泥上を這い、所々に地中葉を出す。葉は3〜4回分枝し、捕虫嚢をつける。花期は8月頃だが開花はごく稀少。秋になると茎頂にゼンマイ様の殖芽を形成して越冬する。生育状態の悪いイヌタヌキモに酷似するが、地中茎で固着する性質と殖芽の形状で識別できる。 |
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分 布 | 県内:今治市。 県外:北海道、本州、四国、九州;中国大陸北部、樺太、他。 |
生息状況 選定理由 |
今回、県内で初めて確認された。県内では生育地が1ヶ所で確認されたが個体数はきわめて少ない。溜め池の水質汚濁や改修工事などで消滅する危険性がある。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:福岡 豪執筆者: ---