アッケシソウ
Salicornia europaea L. 【 アカザ科(APG:ヒユ科) 】
愛媛県カテゴリー
野生絶滅(EW)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 塩湿地に生育する一年草で、茎は多くの枝を分けて直立し高さ10〜35㎝となる。茎は緑色だが秋になると赤色のサンゴのように美しい姿となる。葉は1対の鱗片状になる。花期は8〜9月。花は上部の節に3個つき、中央の花は両側の2個の花よりも高くなる。 |
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分 布 | 県内:新居浜市。 県外:北海道、本州(宮城県)、四国(徳島県);北半球に広く分布。 |
生息状況 選定理由 |
新居浜市多喜浜塩田跡の自生地ではすでに消滅しているが、自生株は栽培下で保存されている。 |
特記事項 | 本県のアッケシソウは北海道から持ち込まれたとする説があったが、近年の遺伝子解析の研究から韓国をルーツとする可能性が高いことが示された(星野卓二 シ,2010)。 |
地方名 | --- |
撮影者:池内 伸執筆者: ---