ミサキギセル
Tyrannophaedusa sugimotonis misaki【 キセルガイ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
種の特徴 | 殻色は淡灰褐色で、殻高14㎜、殻径3.2㎜、10層で、キセルガイ科貝類では小形の部類に属する。殻頂部が棍棒状、殻口外唇の背部に明瞭な隆起がある。殻口右内壁には逆J状の月状襞がある。こぶし大の礫のごろごろしたザレ場の礫間に生息している。 |
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分 布 | 県内:伊方町。 県外:− |
生息状況 選定理由 |
生息地は瀬戸内海国立公園内にあり、生息環境が大きく変わることはないと思う。現在たちまち絶滅の心配はないものの、酸性雨など地球環境が変わっている現状を考えると安心は出来ない。また、生息域が極めて局限しているので、生息状況を見守っていく必要がある。 |
特記事項 | 愛媛県固有亜種。伊方町には白色の変異型も生息している。 |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 多田 昭