カワアイ
Cerithideopsilla djadjariensis【 フトヘナタリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
種の特徴 | 殻高5㎝、殻径2㎝の高円錐形の巻貝。体層では殻口の反対側に弱い縦張肋ができる。茶褐色で幅広い螺肋があり、肋間が際だつ。縦肋と螺肋が交叉して四角い顆粒となる。下の方では縦肋は弱まる。殻口は張り出す。河口の汽水域の泥干潟に生息する。 |
---|---|
分 布 | 県内:新居浜市、西条市、宇和島市以南。 県外:本州(房総半島以南)、四国、九州、沖縄;東南アジア。 |
生息状況 選定理由 |
新居浜市の産地は30年前に記録があるが、小さな川の河口で汚染が著しく、絶滅したものと思われる。他の生息地も分布範囲が狭く、河川改修や水質汚染の進行により減少するものと思われる。 |
特記事項 | WWFジャパンのサイエンスレポートでは危険。 |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 石川 裕