シンチュウギセル
Vitriphaedusa aenea【 キセルガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
種の特徴 | 殻は淡褐色から褐色で、殻高13㎜、殻径2.5㎜、11層。キセルガイ科貝類では小形の部類に属する。殻表にやや荒い成長肋があり、殻口右側面内壁には数個の短い平行な襞が並びⅠ字状に見える。ケヤキなど落葉広葉樹の古木の樹幹に生息している。 |
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分 布 | 県内:東中部山岳部。 県外:四国(香川県を除く)。 |
生息状況 選定理由 |
樹上性の貝のため、生息している樹が枯死、または付近の環境が変化すれば、たちまち絶滅してしまう。現在までに約20カ所で生息を確認したが、生息している樹木が枯死、あるいは生息地付近が植林等のため環境が変化し、その半数が絶滅してしまった。 |
特記事項 | --- |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 多田 昭