タカシマゴマガイ
Diplommatina sp.【 ゴマガイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 殻色は赤褐色の微小な貝。殻高約2.5㎜、殻径約1.8㎜、5層とゴマガイ科の中でも小形の部類に属する。次体層が大きくふくらみ、ずんぐりし、軸唇下部が角張る。落葉広葉樹林の落葉下に生息している。分布域内ではスギ林でも見つかっているが、本来の生息環境ではないと思われる。 |
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分 布 | 県内:高縄半島。 県外:− |
生息状況 選定理由 |
10数カ所で生息が確認されているが、森林の伐採や荒廃などにより減少している。いわゆる里山に集中しているので道路拡張、宅地造成などで産地の消滅が懸念される。 |
特記事項 | 愛媛県固有種。未記載種。和名は本県の陸産貝類研究家、高島義彰氏に因む。 |
地方名 | --- |
撮影者:石川 裕執筆者: 多田 昭